洗車の極意>プロの磨き方　ポリッシャー編

マスキングで養生が終わりましたら、シングルポリッシャーにて磨きに入ります。

（シングルポリッシャーとは、一定方向に円で高回転に回るポリッシャーです。）

どれだけ磨くか、どれだけ傷を落とすかによって、ポリッシャーの使い方も違いますし、

研磨剤や、バフ（ポリッシャーに付けるスポンジ）も変わってきます。

ですので、ここからは傷を見る目を持たないとなりません。

これは、日々の訓練で養うものとなりますが、磨く場所の天井と横の壁などに蛍光灯があれば

傷を見つけるのが簡単な方法です。

■意外と簡単！傷を見つける方法

少し横からボディを透かして見ると、無数の傷が見えるはずです。

その傷をすべて、ポリッシャーで磨いて取り除きします。

研磨剤の種類もたくさんありますが、研磨剤を扱っている有名な会社は３Ｍ（住友スリーエム）という会社になります。

http://www.mmm.co.jp/asd/products/compound/index.html

傷が深い場合は、粗いコンパウンドを使用します。

傷が浅い場合は、超微粒子のコンパウンドを使用します。

新車同様にボディを輝かせたい場合は、粗いコンパウンドを使用し、順々に細かいコンパウンドに変えながら

磨いていくと、ピカピカのボディに生まれ変わりますが、時間と労力がとてもかかるので大変な作業となります。

バフも粗目から細かい目の物に順番に変えていきます。

こうした作業を行い、すべての傷を取り除くと、ピカピカのボディに生まれ変わるのです。

注意：塗装の表面が薄い場合は、磨きすぎると地肌が出て、塗装が無くなってしまいますので
　　　十分な注意が必要です。